精神的な病はストレスにありけり【脳の炎症と短期記憶障害】

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記憶障害の原因と治療

看護師と患者

何度も同じことを聞く

物事がなかなか覚えられない、知人の名前が出てこないなど記憶障害で悩む人は少なくありません。ちょっとした物忘れは誰にでもあることですが、中には治療を必要とする症例もあります。記憶障害と呼ばれる症状にも色々な種類がありますが、短期記憶障害と呼ばれる症状もあり、これは新しいことを覚えにくく、すぐに忘れてしまう傾向にあります。具体的な症状としては物を置いた場所をすぐに忘れてしまう、同じことを何度も聞くなどがあげられます。短期記憶は数十秒や数分など短い時間とされています。具体例としては、ついさっき聞いたばかりの話を忘れてしまうなどが当てはまるでしょう。短期記憶障害は認知症の症状としても出てくることがあります。ちょっとした物忘れの場合は本人にも自覚がありますが、認知症の場合は本人に自覚がないことも少なくありません。そして、記憶障害は高齢者だけではなく、比較的若い世代に発症することもあります。精神的なストレスは心にも体にも様々な悪影響を与えますが、ストレスが原因で短期記憶障害になることもあると言われています。若い世代の場合も高齢者と同じように物事が覚えられない、日付を忘れてしまう、人の話が理解しづらいなどの症状が出るとされています。そして若い世代の場合は脳を検査しても特に悪いところがないということも少なくありません。単なる度忘れである場合は生活にもあまり支障もありませんが、中には健忘のために生活や仕事にも悪い影響が出てしまう人もあります。こうなると改善のために治療も考えていく必要が出てきます。短期記憶障害の悪化を防ぐためには、医療機関での治療も検討したいところです。ストレスが要因となっている場合は、まずはそのストレスの原因を取り除くことも大事です。人間関係の悩みや仕事の悩み、さらに生活環境が良くないなどストレスも人により違いがありますが、うまく発散させることも大事です。睡眠不足や生活習慣の乱れもストレスがかかりやすくなりますので、生活を見直すことも考えていきましょう。生活を見直しても改善が見られない場合は治療で良い結果が出る可能性もあります。短期記憶障害には具体的にはどのような治療が行われるのかも知っておきたいところですが、まず、医療機関では記憶障害が心因的なものであるか、脳の機能によるものなのかを判断するために検査やテストを行います。そして、記憶障害の元になっている病気が見つかった場合はその治療も行います。高齢者の場合は認知症が短期記憶障害を引き起こしている可能性も高いので、認知症治療薬が処方されることもあります。そして、若い世代で脳に問題がなく、精神的なストレスが原因である場合は、心理療法などが良い改善につながり可能性もあります。心理療法では心理カウンセリングや認知行動療法が行われることが多くなっています。さらに不安や不眠などの症状がある場合は抗不安薬や睡眠薬などの医薬品の処方が効果的な場合もあります。記憶障害の程度は人により違いもあり、それぞれの症状に合わせて最適な治療が選ばれます。専門的な知識が必要な治療ですので、医療機関選びは重視したいところです。

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